プロフィール

名前:宮本 健

趣味: 緑の中で深呼吸
     映画鑑賞:年間約50本
     モータースポーツ観戦


某ヤンチャな外食企業にて店舗企画セクションの責任者、店舗サポートセクションの責任者、危機管理責任者として従事。


2006年1月
アット・エイド 有限会社 を設立し、外食産業をはじめ、小売業やサービス業を幅広く支援。


東京を代表する幾多の店舗をデザイン。
外食産業のご意見番としてメディア活動も。

商業施設士のライセンスも持つ。


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【Vol.39】 今できることをやる   2007年06月19日
良い店舗を造り上げることは、並大抵のことではない。

立地選定、契約、店舗デザイン、商品力、価格設定、接客、採用、教育、看板やメニューのグラフィック、清掃・衛生‥
あまりにも幅が広く、そして奥深いものばかりです。
全てで手を抜くことなく、バランスよくまとめ上げなければ、厳しい外食戦争の中で勝ち残ることは難しい。

ひとつひとつのテーマを真正面から受け止め、ひとつひとつ解決していくしかありません。
解決している最中に横槍が刺さることもありますが、それでも止まることなくひたむきに解決していきます。
今できることを確実に対応し、改善が求められれば、また対応していく。
とても地味で、終わりのないことです。

今できることをやらないと、取り返しのつかないことになることがあります。

例えば、車道に飛び出しそうな小さな子供が自分の目の前にいるとします。
ヨソの子供だからと、見て見ぬ振りをすることは簡単です。
ですが、もし、その子がクルマに跳ねられるようなことがあれば、なぜ子供の手を引くことができなかったのかと、一生後悔することになります。
そんな機会がいつ自分の目の前に訪れるかは、誰にもわからないことです。

衛生観念の甘い店舗が食中毒を出し、営業停止になることがあります。
これは『子供の手を引かない』ことと同じです。

自分の経験談ですが、2005年の夏、深夜、2件隣の民家が全焼し、父親と幼少の子供が亡くなりました。
私は消防車が駆けつける15分前に、そのお宅の前を通って帰宅してるのですが、そのときには火災の気配を感じませんでした。
周囲の環境に敏感であれば、なんらかの予兆を感じることができたかも知れません。
私はこの火災で『できることをしなかった感』に襲われ、しばらく放心状態でした。
今でもあの日の火災の映像が時々浮かびます。とても悔やまれる取り返しはつかないことです。

今できることをやった積み重ねが、店の価値を上げていくものです。
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