自宅の近くを散歩中に、ある店舗が目に飛び込んできました。
1950年代を彷彿させるオシャレなカフェ。
ファサードは白を貴重にマンダリンオレンジのトリミング。
この配色センスはアッパレです。
窓ガラスにはステンドグラス、優しい色使いに惹かれます。

店舗だと思って近づくと、それは歯科医、歯医者さんでした。
窓越しに医院内をのぞきこむと、ファサードのイメージを継承し柔らかくポップなインテリアの気配。
カフェだったら迷わず潜入しているものの、歯科医でコーヒーというわけにはいきません。
診療時間をお知らせする表示もユニークです。

直感的にわかりやすい表記は、グラフィックとしても優れています。
気にはなっていたものの、なかなか来店(来院)の機会がないまま1年が過ぎました。
ですが、突然、歯科医に行くきっかけが浮上したのです。
息子(小2)が学校の歯科検診で、歯科医による検診を受けるようにと指導を受けてしまったのです。
では、早速と息子を連れて来店(来院)です。
待合室のインテリアは一般的な歯科医の待合とはベツモノ。
面積の半分はお子さんに喜ばれそうなプレイルーム。
北欧の木製玩具や絵本、ソファーやスツールに至るまで、とても優しい雰囲気。
診察室も歯科医のイメージを破壊するほどポップ。
清潔感を優先しながら、什器やディスプレイにまで配慮を感じます。
診療台のシートの配色も室内とコーディネートされていて、クッション材にはテンピュールが使われています。
ぶっ飛んだ(良い意味)ドクターの思想が想像できたので、後日、お話をうかがいました。
● 医院の総合的なテーマは『らしくない歯科医院』。
● 柔らかい雰囲気で主婦層にターゲットを絞った戦略。(お子さんを意識)
● ユニークな医院名を考えたが、保健所に却下されてしまった。
既存の歯科医院とは、明確に差別化を考えてらっしゃいました。
歯科医として、患者さんを思いやる治療を一番に考えていることはいうまでもありません。
『質』を大切に考えている素敵なドクターでした。
歯科医も差別化を意識して具現化しています。
皆さんのお店は、ナニを意識してますか?!
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たろう歯科医院】 (Taro Dental Clinic : 通称「タロデン」)