私自身が自分の生まれて最初の記憶と思っているのが、『マカロニグラタンを不二家で食べた時のこと』です。 3歳ぐらいだったと思いますが、両親につれられて銀座の不二家に行ったときのことです。
その時、階段を上がってドキドキしながらレストランに入るときの情景、マカロニグラタンの最初の一口に『熱い!』と思ったこと、『こんな美味しいものがあるんだ』と思ったことなど、今でも鮮明に憶えています。
当時は現在のような外食習慣はなく、そんな中で銀座のレストランと言う特別の体験で、子供ながらにはっきりと記憶しんだと思います。
その後も、五歳の七五三の時に『ミルキーの千歳飴』を用意してもらい近所や親戚を廻ったこと、お菓子屋さんで売っていた『モールの取っ手のついたミルキーの大箱』が欲しかったこと、クリスマスに靴下形の不二家のお菓子の詰合せをもらい嬉しかったことなど、50歳を過ぎて薄れてゆく子供の頃の思い出にも、不二家は強く残っています。
その不二家が起こした今回の不祥事は、残念あり、またショックでもあります。
先日、『子供のころ誕生日に不二家のケーキで祝ってもらってから、50年以上、誕生日は不二家のケーキです。』とテレビでこの件のコメントされている方もいらっしゃいました。
今回のことは、『企業の信用の失墜』という言葉だけでは表現できない、多くの人の思い出に衝撃を与えてしまいました。 |