今は、うなぎの産地偽装がホットですが、少し前に発覚した飛騨牛の丸明の事件は、以前のミートホープの事件に表面的に、とても似ています。
丸明とミートホープの事件で、不思議に思うのは、流通に多くのプロが関わっているのに、長い期間分からなかったことです。
プロでもブランド食材を見分けることが出来ないのか、そもそも食材のブランドとはその程度のものなのか、あるいは流通に関わった人も知っていて共犯なのかです。
だれかの作り話でしょうが、20年ほど前、知人にこんな話を聞きました。
今でも女性に人気のフランス製のバック、当時この日本製の偽物が氾濫していました。来日したこのブランドバックの会社トップが、インタビューに答え、日本製偽物に怒りをぶちまけたそうです。
でも、この話にはオチがあって、一番怒ったのは、『本物より、日本製の偽物のほうが品質がいいじゃないか・・・』ということだったそです。
これは笑い話ですが、プロも分からないとすれば、食材のブランドも似たようなものです。
食材のブランドは不信のかたまりになりつつありますが、飲食のプロの方々は、ブランドを礼賛して、これに惑わされることなく、自分が良いと感じる食材使って美味しいものを提供されることが、いつも基本です。 |