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M&A実施企業による事業再編が進む、効率化を重視 景況感の悪化で売上確保が難しく、コスト低減厳格化

 M&Aによって事業を拡大してきた企業のグループ見直しが進んでいる。景況感の悪化によって売上高が確保しにくくなったことを背景とし、グループ内でのコスト管理が厳格化。連結対象となる不採算部門の見直し、グループ内での整理を進める動きが強まった印象だ。

 2000年以降、外食企業ではM&Aによって事業を拡大するケースが積極化した。新たな事業部門を確保できるとともに、新業態を一から立ち上げるという難しさを解消できるといったメリットもある。これまでゼンショー、コロワイドといった企業が積極的にM&Aを推進して一気に事業の拡大を図ってきた。反面、M&Aによって確保した部門を改善することができず、グループ経営を再考する事例も出始めている。M&Aした部門が本業の足を引っ張っているケースにとどまらず、本業の苦戦から他の部門が事業統合によってコスト低減を図る事例もみられる。この1、2年はM&Aによって拡大した事業を整理する動きが増えたことで、M&A戦略の難しさを物語っている。今後もM&Aした事業の売上高増加や収益改善、なんらかの相乗効果が期待できない場合、整理を進める動きが進むものとみられる。

(外食日報)
2009年06月23日更新

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