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冷食協が総会、新会長に浦野ニチレイ会長が就任 冷食の強み生かして新たな価値を提供-浦野会長

 日本冷凍食品協会は23日、東京・千代田区の東京會館で08年度通常総会を開き、新会長にニチレイの浦野光人会長を選任した。浦野会長は「冷凍食品の強みを生かして新たな価値を提供したい」と抱負を述べている。

 選任された新役員は次の通り。△会長 浦野光人(ニチレイ)△副会長 鈴木俊幸(日東ベスト)△専務理事 木村均△常務理事 山本宏樹△常任理事 青崎済(日本製粉)、金森哲治(加ト吉)、進藤大二(味の素冷凍食品)、西尾秀明(キユーピー)、細見典男(日本水産)、松浦正(明治乳業)、水垣宏隆(エム・シ―シ―食品)。

 総会の冒頭、垣添直也会長は次のようにあいさつした。
 垣添会長 冷食の小売りはコストの上昇分を価格に転嫁できない。昨年の牛肉偽装事件、本年の薬物ギョーザ事件など、かつてない問題を呈しており、今後は内外の工場の安全性をチェックしていく必要がある。安心・安全の冷凍食品が伸長しないのは忸怩たる思いがある。消費者の信頼回復を第一義に考え、品質・衛生管理のレベル向上を図り、消費者に大きくアピールしていきたい。協会関係者ともども積極的な意識改革を実践していく。

 浦野新会長の就任あいさつは次の通り。
浦野会長 垣添前会長は4年間、業界の第一線で陣頭指揮を執り、冷凍食品認定制度も新制度に移行するなど数々の事業を実現してきた。背筋を伸ばした運営に邁進していきたい。安全・安心に関しては、信頼を失った状態から新たなスタートを切る。新制度のもとで会員企業がきちんとした対応をしていくことが出発点になる。冷凍食品は獲りたての風味、栄養価を保存料なしに保持できる。こうした冷凍食品の持っている強みを最大限に活かし消費者に説明していくことが大事だ。そのためにも我々はこの状況にひるむことなく各社が競争して商品開発に努め新しい価値を提供していくべきだ。

(外食日報)
2008年05月28日更新