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コロワイド、効率化や内製化で食材価格上昇に対応 マグロや牛肉は多業態での食材活用で歩留まり向上

 コロワイドは購買力や物流効率化、特定の食材を複数業態で活用することなどにより、原価の抑制に努める。さまざまな取り組みを積み重ねることで費用の上昇に対応する。

 食材価格の上昇によって、同社では今期(3月期)の仕入価格が前期を13億円上回ると想定。これに対応するために購買力の強化、物流の効率化、業態間での食材活用といった施策を進める。同時に食材の内製化率を高めるといった施策も展開していく。13億円の仕入価格上昇に対して「効率化、内製化などで7億円分の負担を減らす」(野尻公平専務)と見通しを示し、さまざまな軽減策を実施していく。

 具体的には仕入先の見直しと集約化、グループの購買力強化、物流の改善、内製化の促進、多業態戦略を生かした食材の活用などが挙げられる。例えば、ビールの価格上昇に対しては、利用している酒店の物流を改善することで費用負担を減らす。これまでの仕入先とも連携を強めながら間接的な費用を削減する。

 業態間の食材活用はマグロや牛肉で積極的に進める。マグロはグループ化した水産加工会社を活用し、居酒屋や回転寿司でさまざまな部位を使ったメニューを提供。コスト低減とともに「メニューによる差別化にもつなげたい」と強調する。牛肉は焼肉、しゃぶしゃぶ、居酒屋、ステーキと多様な業態でそれぞれ活用の幅を広げる。業態ごとに使用部位が異なるため、使用業態を増やすことで歩留まりが高まる計算だ。グループの食肉加工工場を活用することにより、工場の稼働率上昇も狙う。内製化では昨年10月、宇都宮市にソース工場も稼動している。食材の内製化率は前期末の20%から今期末には30%に高める計画だ。

(外食日報)
2008年05月28日更新