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カゴメ、北米事業の経営資源をフードサービス事業に集中

カゴメは北米における事業展開の再構築を図る。世界規模での原料や物流コスト上昇という環境の変化を受け、今後は成長への期待が高いフードサービス事業に経営資源を集中して野菜飲料事業を一旦休止とする方針。今年の秋からはフードサービス事業としてポーションカップのトマト調味料なども販売していく計画で、容器や容量のバリエーションを広げることで「従来からの顧客ニーズにこたえていく」(同社)考えだ。

同社では98年に子会社カゴメInc.(アメリカ・カリフォルニア州)を設立。大手外食チェーン向けにトマト加工品を提供するなどのフードサービス事業をスタートした。05年には野菜飲料の現地生産・販売も開始。その後アメリカ・アーカンソー州のクリエイティブ・フーズを買収してフードサービス事業の強化を進めるとともに生産拠点を拡充するなど、北米全域をマーケットとする事業基盤の強化を進めてきた。

今後は北米事業全体に占める割合の大きいフードサービス事業に経営資源を集中して成長を図る。カゴメInc.の07年販売額は、フードサービス事業9480万6000ドル(前年比172%)に対して野菜飲料事業は315万ドル(同118%)。構成比97:3と販売額の大部分を占めるフードサービス事業に注力して事業の拡大と収益向上を目指す。

(外食日報)
2008年09月02日更新