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カルラ、前幸楽苑社長の長谷川氏を取締役に招聘へ 営業部門を総合的に担当、新経営陣で改革実行を

 カルラは前幸楽苑社長の長谷川利弘氏を取締役に迎える人事を固めた。長谷川氏は4月から取締役候補として同社に入社して業務に携わっており、取締役就任後は営業部門を総合的に受け持つ。5月開催予定の株主総会後の取締役会で正式に決定される。

 同社では主力業態である和食FR「まるまつ」の既存店売上高が振るわず、今期(2月期)は既存店の活性化を中心とした施策を展開する。「まるまつ」は05年2月期の大量出店によるオペレーション混乱から客数の減少とそれに対処する価格戦略を実施してきた。その後、08年2月期まで客単価の増減と客数の増減がうまく噛み合わず、既存店の苦戦が続いている。

 井上修一社長は「前期の客数の落ち込みは当社の戦術が誤っていたことによるもの。安くて、おいしいという和食の市場自体は今後も広がっていくとみている。安くて、おいしいといったまるまつの特徴をアピールしていく」とし、「今期は長谷川氏を始めとした経営スタッフの入れ替えを実施し、新体制で大改革を実行する」と方針を示している。

 前幸楽苑社長の長谷川氏は昨年10月に社長を創業者の新井田傳会長(当時)と交代し、12月には取締役を辞している。長谷川氏の招聘は、同社の井上社長、幸楽苑の新井田社長、長谷川氏の3人が話し合って決めたものだ。

 長谷川氏について、井上社長は「幸楽苑時代も営業戦略を構築しており、良いものを持っていると感じている。当社はマネジメントシステムに問題を抱えており力を発揮してくれるだろう。今期に実行する大改革の戦略立案にも大きく係わっており、4月に入社したことで社内の雰囲気も変わりつつある。大きな戦力として期待している」と強調する。

 「今期は将来の飛躍に向けてエネルギーを蓄える1年間にする」として、さまざまな改革と強化に取り組む。商品やシステムの変更と強化、「まるまつ」の業態コンセプト明確化に取り組み、店舗レベルだけでなく、本部でも人事、仕入、物流、教育などのさまざまな面の強化を推進する計画だ。

(外食日報)
2007年04月13日更新

OFSC研究会

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