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ベンチャー・リンク、外食事業全体の収益改善に注力 成長への踊り場を設け、事業の改善進める-松本社長

 ベンチャー・リンクは「まいどおおきに食堂」をはじめとした外食事業の収益改善を目指す。既存店売上高の前年割れが続く大衆食堂業態「まいどおおきに食堂」の改善を最重要課題に設定し、業態の見直しと集客強化に向けたブラッシュアップに取り組む。同時に焼肉「一牛」などの不振業態についても改善策を施し、外食事業全体の底上げを図る。

外食事業の収益改善について、松本信彦社長は「今後1~2年間は店舗の拡大は目指さずに成長への踊り場とする。外食事業全体の収益改善に向けて力を注いでいく」と方針を示す。

 最重要課題と位置付ける「まいどおおきに食堂」は、07年を通して既存店の前年割れを記録するなど不振が続く。同社では不振からの脱出策として地域別メニューの強化を挙げ、全国各エリアの嗜好に合わせたメニュー開発を進めて業績の改善を図る方針。不振の理由については「日常食であるがゆえのメニューへの飽きもある」と分析しており、地域別メニューの強化に併せて新メニューの投入サイクルも早めることで、集客の強化、来店頻度の向上を目指していく。

同社ではメニュー提案やラインナップの見直しを進めるとともに、価格面での変更にも取り組む。既に東北エリアの店舗では客単価を下げて客数増加を目指す新しい方針を採用しており、単価を下げたことで客数が10%以上増加するといった実績も持つ。客単価を下げて客数増加を図る取り組みを地域別メニューの強化とともに推進し、「地域ごとの局地戦で勝ち残っていきたい」考えだ。

 直営での展開を進めている焼肉の「一牛」については、原材料価格の高騰や個人消費の冷え込みなどの影響をうけ、前期は4億5800万円の営業損失で着地。年間で16店舗を積極出店したものの開業コストを吸収できず、外食事業全体の利益を圧迫した。今期は業態の見直しとともに収益の改善を目指す。

(外食日報)
2008年03月25日更新