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サッポロビールと新潟大学がビールの「のど越しセンサー」開発 アメリカ醸造化学者学会最優秀賞を受賞

 サッポロビールは、ビールのおいしさに重要とされる「のど越し感」を計測するセンサーの開発に成功、醸造学の世界的権威であるアメリカ醸造化学学会から2010年度最優秀賞を授与された。

 この「のど越しセンサー」は、ビール醸造を活用した環境ビジネスや新事業への展開を行っているサッポロビールの価値創造フロンティア研究所と、新潟大学工学部福祉人間工学科の林豊彦教授、中村康雄助教(現・同志社大スポーツ健康科学部 准教授)が共同開発した。計測が難しいとされる「のど越し感」を、人間の五感による官能検査ではなく科学的に分析するもの。具体的には、被験者ののどにセンサーを貼り付け、ビールを飲んでいる時の「のど仏の運動」「のどの筋肉の活動」「のどが鳴る音」を計測・分析する。このセンサーを用いると、ヱビスビール・レギュラービール・新ジャンルなどのタイプによって、のどの活動が異なることが判明、「のみ応え感」「のど越しスッキリ感」などを評価することができるという。また、このセンサーは、嚥下の科学的な動きを解明できるため、高齢者の誤嚥など医療分野からも注目を集めている。

 サッポロビールでは、今後センサーの分析結果を活用し、目的とする「のど越し感」のための原料配合や醸造工程などを醸造前に予測できるよう研究に役立てていく。

(外食.Biz)
2010年07月20日更新

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