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すかいらーくが谷社長による新体制へ、横川竟社長は解任

 ㈱すかいらーくは8月12日開催の臨時株主総会と取締役会で代表者の異動を決議した。大株主である投資会社の野村プリンシパル・ファイナンス、CVCキャピタルパートナーズが求めていたように横川竟社長を解任するとともに、谷真常務執行役員の社長就任を決定。新たな経営体制への移行を決めている。

 8月12日の会見で、谷社長は「改革には強い決意が必要」と語り、「出血を止め、経営の効率化を図らなければならない」と方針と示している。

 新経営陣は来期(12月期)を初年度とする中期3カ年計画を策定に入る。9月末には中期計画をまとめて投資会社に提案して承認を得る計画。具体策はこれからになるが、効率化に向けては、中核事業への集中、店舗の閉鎖や人員削減といった効率化策を進めていく。新体制への移行については、「投資会社では、この経営速度では数年間で回復することは不可能と判断した。早く会社を建て直し、従業員のためにも経営陣の交代が必要だと考えたのだろう」とみている。

 今後の経営スタイルとして「現在の市場環境に適して、データやマーケティングに基づいた経営に変える」とし、「多店舗化によって成長してきた会社にとって初めて経験する状況。出血を止めて、効率化を進めていく」と考えている。なかでも「既存店活性化が鍵になる」と強調して、既存店回復に向けた施策をジクトする考えだ。

 中期計画の策定に向けて、5種類のプロジェクトチームを立ち上げて内容を検討する。プロジェクトチームは、財務構築、赤字店精査、業態再編、人事制度変更、事業部見直しといった5分野にわたり、さまざまな事柄を全体的に見直す見通し。

 「出血を止める」ことを目的とし、来期(12月期)には200~350店舗規模の不振店閉鎖にも取り組む。FRを中心とした中核事業に集中する。中核事業以外は売却も検討していく。人員削減は500人規模で実施する予定。「具体的な削減策は実施せず、中途採用抑制で対応できる」という。

(外食日報)
2008年08月19日更新

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