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きちり、新日本様式のカジュアルRとして居酒屋市場脱却 個性を高め、外食業界で唯一無二の業態へ-平川社長

 関西エリアを中心に「Casual Dining KICHIRI(以下、KICHIRI)」などのダイニング業態を展開するきちりは居酒屋市場からの脱却を目指す。「KICHIRI」ブランドを日本様式の新しいカジュアルレストランチェーンとして確立し、市場環境や価格競争の厳しい居酒屋市場から「未開拓の新市場へスピンアウトしていく」(平川昌紀社長)考えだ。

 同社が掲げる「KICHIRI」の主要コンセプトは、「心からのおもてなし」や「モダン和食」をテーマに独自性を打ち出した商品戦略、「新日本様式の寛ぎを表現したシンプル&モダンな和の空間」の3点。この3点を業態の個性として高めることで「外食業界で唯一無二の業態として確立したい。サービス、商品、店舗の3つを日本様式にのせて提供していく」という。内装面では日本式の美や日本古来の奥ゆかしさを訴求した空間とし、新たな日本的美空間の提供を目指す。9月15日にオープンする「KICHIRI EBISU」(東京・渋谷区)でも新日本様式のカジュアルレストランという新しいコンセプトを採用し、今後のフラッグシップ店舗と位置づけて展開していく方針だ。

同社では居酒屋市場からの脱却に向け、メニュー面でのブラッシュアップも進める。今年の春からは居酒屋脱却に向けた戦略メニューとして”ローストビーフ“を投入し、約3カ月で一番人気の看板メニューに成長するなど好評を博している。居酒屋で定番の“焼きとり”や“ほっけ”、“たこわさび”といった高収益商品に依存しないメニュー構成とすることで差別化を推進し、コアターゲットである20~30代の男女やニューファミリー層のニーズに的確にこたえていく考えだ。同社では「カジュアルレストラン」の条件として客単価2000~3000円台半ば、メニューの多様さ、お酒も楽しめることなどを挙げており、ブラッシュアップを図ることで独自性の高いブランドとしての確立を目指す

(外食日報)
2008年08月26日更新

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