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10月不振は消費意欲の減退響く、支出抑える消費動向に 食料やエネルギーコストは値上げが物価上昇に反映

 10月度の外食産業が振るわなかったことについて、「具体的な要因がみあたらない」、「外食意欲や消費意欲の低迷」といった声が聞かれる。本紙でも「さまざまな値上げが外食意欲に響いた」と書いたが、これはあくまでも感覚的なものだ。10月度の各種統計が発表され、数字の面からも消費動向を推し量れる要素が揃ってきた。食品やエネルギーコストの値上げと支出額のバランスを考え、余暇などの支出を抑えたいという消費動向を表れている。

 まず、物価の動きを示す消費者物価指数をみてみたい。10月度の食料の消費者物価指数は101.7、前月比0.2%上昇、前年同月0.9%上昇。食料は前月比、前年同月比ともに生鮮果物が上昇したことが響いた。ただし、生鮮品は気候によって上下幅が大きく、分かりにくい印象もある。生鮮品を除いた食料では、前年同月比が上昇した主な品目として、マヨネーズ、キャンデー、チューハイ、チーズ(輸入)、冷凍調理コロッケなどが挙げられる。これらの品目では値上げしたものも含まれており、物価にも反映されている。さらに分かりやすいのはエネルギーや石油製品の品目だ。光熱費を示す電気代や都市ガス代、プロパンガス、灯油やガソリンと軒並み前年同月よりも上昇した。

(外食日報)
2007年12月03日更新