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飲食店の経営環境を変える ~冷凍食品によるイノベーション Vol.1冷凍めん編~
飲食業を取り巻く環境は、いまなお厳しい。飲食店経営者には、“ おもてなし ” を中心としたホスピタリティの向上と低価格メニューの充実という一見、相反することを求められている。これらを両立させるための施策の一つにオペレーションの簡素化があげられる。調理場オペレーション簡素化のために冷凍食品が寄与するのではないかという仮説のもと、一般社団法人日本冷凍めん協会 の協力のもと冷凍麺の現状についてみて行きたいと思う。

第3回 業務用冷凍めんは飲食店経営を変えられるのか vol.2

ロスを生まない冷凍めん

パスタも瞬時に解凍できる パスタスチーマー【 杉谷氏 】 特にピークタイムなどそうなのですが、生めんとか乾麺というのは茹でるのに時間がかかりますから、茹でおくことがあるんですね。それに対して冷凍めんは40~60秒ほどで解凍できますから茹でおく必要がありません。

生めんを使っているあるお店では、15分を過ぎたら捨ててしまうということでした。基本的に飲食店はお客様においしい物を食べていただきたいと思いながらやっていますので、このお店では15分以上経ったらおいしいものが出せなくなるという理由からだそうです。これはお客様にとっては非常に嬉しいことなんですが、経営者にとって見たら大きなロスになってしまいます。

 

第3回 業務用冷凍めんは飲食店経営を変えられるのか vol.2【 杉谷氏 】 生めんには熟成という工程があるのですが、熟成は長ければよいというわけではありません。熟成に丁度良い時間というものがありまして、それを超えると劣化が始まってしまいます。何を言いたいかと申しますと、常温で生めんを長時間置いておくと味だけでは無く食感も劣化してしまうのです。常にお客様においしい物を食べていただこうとすると劣化したものは捨てることになります。やはり食材ロスになってしまうのです。

その点冷凍めんは適切な熟成を施し、湯がきあがったままの状態で急速冷凍をしますから劣化の心配がありません。食材ロスをなくすことができるのです。

 

添加物不要の冷凍めん

第3回 業務用冷凍めんは飲食店経営を変えられるのか vol.2【 杉谷氏 】 最近は食の安全・安心がクローズアップされていますが、食品添加物という面では、冷凍めんは一切使用していませんので、非常に安全な食材といえるのではないでしょうか。また、厨房内は高温になることがあり、食材を出したままにすると傷んでしまう危険性があります。その点冷凍めんは、凍った状態から短時間で解凍できますので、やはり安全な食材と言えるのではないでしょうか。

 

純国産の冷凍めん第3回 業務用冷凍めんは飲食店経営を変えられるのか vol.2

【 杉谷氏 】 食の安全・安心に絡んで、最近は食材製造の原産地ということがクローズアップされていますが、冷凍めんの製造に関しては、現在は、全て日本国内で作られています。海外の企業だけでは無く、日本の企業が海外で作っているものはございません。中国など国外で製造されたもの全てが危険であるという考え方は間違っていると思いますが、今の消費者の方にとってはどうしても気になってしまうところですよね。そういった面からも冷凍めんは安心できる食材ではないでしょうか。

※小麦粉などの原料やパスタの源めんなどは外国産もあります。

 

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一般社団法人 日本冷凍めん協会

一般社団法人 日本冷凍めん協会
http://www.reitoumen.gr.jp/

冷凍めん業界の発展をはかるため、冷凍めんの製造、流通、販売の各分野から参加する会員の円滑な事業の推進を支援するとともに、生麺類の業界の発展に寄与することを目的として、昭和58年11月10日に設立された。
〒135-0004
東京都江東区森下3-14-3 全麺連会館内
TEL:03-3634-2275  FAX:03-3634-1930

日本冷凍めん協会 専務理事 杉谷 香 氏
【取材協力】
日本冷凍めん協会 専務理事 杉谷 香 氏
昭和20年4月28日生まれ
昭和39年4月  日清フーズ株式会社入社
昭和40年4月  日清飼料株式会社(現日清丸紅飼料株式会社)
平成元年4月  フレッシュフードサービス株式会社:主に冷凍麺を使用したうどん店の 「 どんど 」 の展開に従事
平成11年 株式会社日清製粉・関東営業部
平成12年 フレッシュフードサービス株式会社
平成18年 一般社団法人 日本冷凍めん協会 専務理事に就任 現在に至る

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